PLC/マシン制御/計装制御/マップエンジニアリング

MAP ENGINEERING


afos


POMSプロジェクト
シミュレータとリアルタイムモニタ機能を持った次世代シミュレータで立命館大学と共同開発を行っています。完成すれば工場危機管理システムは大きく変わることになる。

現在、既存装置に組み込むためのコア言語の開発研究を行っている。
シーケンス制御プログラムは、各PLC製造メーカに依存したコードとなっており、異なったメーカのプログラムを再利用することが極めて難しい。このため既存PLCのソフトを他社製のPLCに流用しようとした時に、その製造者が異なったり、製造者が同一であっても装置のハードウェアが異なるため今まで稼働していたプログラムを流用することが出来ず、プログラムの変更や改善に大きな労力を必要とする。対象としているコンバータは、PLCのハードウェア情報を用いながら元のシーケンス制御プログラムを指定したシーケンス制御プログラムに変換する機能を提供するものである 。

2007年の開発PHASE
PHASE1
三菱電機社製のPLC、オムロン社製のPLCといった、国内においてもっともよく使用されるPLCのハードウェアと命令体系を検討し、ハードウェアに依存しない中間言語を設計すると共に、変換に際して必要となるハードウェア情報を解析し、ハードウェア情報のデータベース化を行う。

PHASE2
変換に当たっては、特定のシーケンス制御プログラムから中間言語によるプログラムに一旦変換し、中間言語によるプログラムから目的のシーケンス制御プログラムへ変換する。この方針に基づいた変換手法を確立する。

PHASE3
特定メーカ製のシーケンス制御プログラムから他メーカのPLC用のシーケンス制御プログラムに変換するツールをPHASE2で得られた変換手法に基づいて試作する。

PHASE4
試作機械または試作品の設計

目標成果
他社PLC間のシーケンス制御プログラムの互換性が生まれることでメーカ間のハードウェアによる障壁が無くなる。これによりメーカに依存しないプログラム作成が可能になると共に、大企業寡占状態になっているFA市場にハードウェアメーカの参入が容易になる。また、人材が育ちにくいとされている組み込みソフト業界でこのツールを使うことにより複数言語の習得無しに容易かつ速く現場対応が可能となる。

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